介入とは

■市場介入とは?
金融介入とは日本銀行が意図的に市場経済を調節することです。
介入の方法は色々ありますが、「量的な」介入と「質的な」介入があります。

量的介入 ・・・紙幣量を増減させるなどの金融政策
質的介入 ・・・政策金利を上下させることによる金融政策

量的介入は紙幣を増減させることですが、基本的には紙幣を多く刷るとインフレに傾き、紙幣を回収して、市場に出回る貨幣量を減らすとデフレに傾きます。

質的介入とは政策金利を上下させることです。
制作金利とは、日本銀行(日銀)が銀行にお金を貸す際に、金利(利子)を付けます。
その金利を高くするか安くするかによって市場の動向が変わってくるのですが、
基本的には政策金利を高くするとお金が借りにくくなり、デフレに向きます。
一方政策金利を低くするとお金が借りやすくなるので、インフレに向きます。

■介入の種類
市場介入とは
市場介入というが、これは政府などの機関が一般の市場に介入し、操作を行うこと。
現在では為替に関する介入を指すことが多いので「市場介入」=「為替介入」と同義とされる場合があります。

介入の種類は主に以下となります。

・単独介入
自国のみの介入。

・協調介入
2国間以上での介入。

・委託介入
第三者に自国の介入をしてもらうこと。

以上のように種類はありますが、どのタイミングでどのような施策を行うかによって
思ってもみない事態に陥ることがあるまさに「もろ刃の剣」です。


単独介入は自国のみで行う介入なので、経済効果は限界があると言われています。
また各国の了解を得ずに行ってしまうと、国と国との関係が悪化する場合もあると言われています。

協調介入は2国間以上の介入になります。
単独介入よりも大きな効果を得られます。
しかし国家間によって妥協する部分があったり、複数の国がさまざまな施策を行うことによってどのような効果が得られるのか分かりづらかったりします。

為替相場は日本の時間で毎日15:00までとなっております。
そのため為替が閉まっている時間帯は操作をしようにもできないのです。
そこで海外の為替当局に委託し、操作を行ってもらう介入になります。